11月20日と23日「親子でプログラミング!タッチでうごくクリスマスカードをつくろう ワークショップ」を開催しました。
11月20日はIID世田谷ものづくり学校、11月23日は練馬Coconeriでの開催。同日とも内容は同じです。
スクラッチJrを使って、クリスマスをテーマにしたアニメーションを親子で協力しながら作っていただきました。
プログラミング教育について
今年に入り、プログラミング教育が小中学校で必修化されるということがニュースになって、注目度が高まっている「プログラミング」
「プログラミングって聞いたことある子!」と聞くとパラパラと手が上がります。
とはいっても、なかなか、どんな教育なのかということが分かりづらいですよね。
「プログラミング」といったとき、プログラムコードをかくという行為をさすことがあります。
しかし、広い意味でのプログラミングとは、「コンピュータに指示を与えてを自分の思い通りにコントロールをすること」
そして、プログラミング教育とは、そのことを直感的に理解できるような思考力を育てることを目的にしています。
ワークショップではできるだけ分かりやすく「プログラミング」について説明をしていきました。
すこし子供たちには難しかったかと思いますが、「プログラミング教育」の目的の理解に少しでもつながればと考えています。
親子ワーク
親子ワークは以下の流れで進めました。
1.スクラッチJrの使い方 - アニメーションをつくってみよう
2.自由制作 - オリジナルクリスマスカードをつくろう
3.発表
1.スクラッチJrの使い方 - アニメーションをつくってみよう
最初にスクラッチJrの使い方を理解するために、一緒に簡単なクリスマスアニメーションを作りました。
プログラミングをする前に「うごかない」クリスマスカードを作っていきます。
クリスマスツリーや飾りは、登録されているものをそのまま使わずに、自分で作ったり、色をかえたりして変化をつけてもらいました。
プログラミングも楽しいのですが、こういった「お絵かき」の時間も楽しいんですよね。
今回は、自分のデザインした世界やキャラクターをプログラミングを使ってコントロールする、ということを作品を通して体験してほしいという思いから、「お絵かき」の部分にもしっかり時間をとっています。
とはいえ、なかなか満足する出来栄えにするのは難しく、みんな試行錯誤のようでした。
がんばって作ったクリスマスの飾りに、「ジャンプする」「しゃべる」「点滅する」という仕掛けを入れてクリスマスアニメーションの完成です!
2.自由制作 - オリジナルクリスマスカードをつくろう!
続いて、自由制作の時間。
ルールは「クリスマスがテーマであること」
それ以外は何でもあり!
プログラミングブロックを好きなように使って、自由にアニメーション作品を作ってもらいました。
見ていると、それぞれの親子の取り組み方があってとてもおもしろいです。
「少し難しい「メール」の機能や、「ろくおん」の機能を発見して使うチャレンジャーたち」
「親子でストーリやしかけを考えて一緒に作品を作り上げていくプロジェクトチーム」
「子供から上手にやりたいことを引き出したりアドバイスをして子供の発想を形にするコーチングタイプ」
出来上がった作品もみんなとても個性があって素敵な作品になりました。
3.発表!
最後に子供たちに集まってもらい、順番に作った作品を発表してもらいます。
発表では以下の流れでプレゼンをしてもらいました。
1.お名前と作品のタイトル
2.どこをみんなに見てほしいか
3.作品をうごかしてみんなに見てもらう
知らない人の前で発表するのって緊張しますよね。
大人でも頭が真っ白になってしまうこともあると思うので、子供たちはとっても緊張する瞬間だと思います。
でも、緊張もまたよい経験^^
心強いお父さんお母さんのサポートもあり、みんなとても上手に発表をしてくれました!
みんなそれぞれプログラミングブロックのつかい方が違うので、人の作った作品を見るとまた新しい発見があって面白いと思います。
私も子供たちならではのブロックの自由なつかい方に感心させられることが多かったです。
ワークショップをプログラミングを学ぶきっかけに
11月20日のIID世田谷ものづくり学校でのワークショップでは6組の親子に参加していただきました。
この日は、参加してくれたのが4歳から6歳と低年齢の子供たちばかり。
そのため子供たちの意見を聞きつつ、お父さん、お母さんが奮闘する姿も見受けられました。
11月23日は練馬ココネリでの開催。7組の親子に参加いただきました。
両日で13組に参加いただきましたが、そのうち4組の方が、以前のワークショップに参加いただいている方で、その後も興味を持っていただいているということがとてもうれしかったです。
帰るときに、「おうちで続きをやるね」「また来まーす」と声をかけてくれる子もたくさんいました。
ワークショップをきっかけにして、プログラミングを「楽しい」「もっとやりたい」と感じてもらうことが子供たちの学びにつながると思っています。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
ワークショップで作ったみんなの作品はこちら。
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魔王らて子 (金曜日, 27 9月 2024 22:57)
参加したい!!
もちももち (日曜日, 20 10月 2024 17:19)
ふー